訪問マッサージを活用しよう

訪問マッサージに対する規制強化

医療保険を用いた訪問マッサージの実情

訪問マッサージは、患者宅を訪問して健康保険を適用しながら、マッサージをするのですが、最近はこの業界の売上が伸びて来ております。訪問リハビリの供給不足ということもあり、マッサージ師が在宅のマッサージや、機能訓練を行っているのですが、実は、さまざまな問題があり、挙げられております。まず、医者が同意書を書かないといった問題があります、あるいは、市町村保険者の独自の審査基準があり独自の解釈で実施されている所もあります。次に、医師の同意書が治癒の維持・保持・予防を保険対象外としている地域もあります。あるいは、マッサージ師と柔道整復師を差別化し保険治療を厳しく制限している地域もあったりとか、数え上げればまだ多くの問題が存在しています。これらの事から、訪問マッサージは差別的扱いを受け、保険適用が異常に厳しく制限されているのが実情です。

 

医療マッサージの役割と課題

医師が同意書を書かない場合には、患者は望する医療サービスが受けられないことになるのですが、そこには、書かない理由が存在しています。現在、国の財政は厳しい状況にあることは誰でも知っていますが、国民医療費の上昇に絡み、そのうち3 分の1 は老人医療費となっています。国は診療報酬を出し渋る事をどうしても考えてしまうので、訪問マッサージに対しても、当然規制が厳しくなってくることになります。以上のように療養費制度、医師・保険者の問題というのはこれから更に増えると予想されます。

 

今後の課題として

今後の課題としては、マッサージ師の社会に対する役割の問題が有ります。それは、今度もサージの分野は発展していくと思われますが、それにともない療養費制度、医師・保険者の意識の問題が、大きく分けて 3 つ存在するからです。@マッサージ師、医療マッサージが社会的に必要性があるかとい問題、A医療マッサージについて、健康保険を適用させる治療として意義があるかという問題、B科学的根拠が医療的に本当にあるのか効果に対する疑問視、といったこれら、 3つの問題に対して、患者が保険を使って支払うだけの価値が存在するかと言う問題です。それには、何よりも、客観的に説明出来る科学的、理論的根拠が求められると共に、患者への説明と定期的な医師への報告が課題となって来ます。そこからお互いの信頼関係が生まれ、マッサージ師の技術・医学的知識など質の向上にも繋がり、各市町村別での療養費の独自基準といった差別も無くなって行くと思います。今後まだまだ、在宅医療における医療マッサージの地位向上は道半ばと言えます。